中国の大学から届いた学生と先生の声

「季刊誌『日本』」「1号~33号」 1989年3月~1997年3月【各号26~38頁】 8年間に約120大学に、約25万冊寄贈

内容= 「日本の出来事」、「年中行事と季節の言葉」、「季語と俳句」、「日本伝統のスポーツ・文化」、「数字で見る日本」、「日本語講座」、「古典文学」、「伝統の文化」、「政治の動き」、「日本経済躍進の秘密」、「日本語の中の日本文化」、「世相語あれこれ」、「日本の昔話」、「日本のとんち話」など。(各号により、テーマ・内容は異なる。ルビ付)

『中国人留学生』

陳 選(北海道大学) ~留学生の良い友達~
一年前、札幌に来たばかりの時に寂しくてたまらなかったところへ、大学の事務室から「季刊誌『日本』」という雑誌をもらったのです。その後、『日本』の来るのを楽しみにしながら生活を送っております。『日本』は留学生のよい友達です。今後、日本での留学生活を思う度に『日本』という良い友達を思い出すでしょう。

羅萃萃(大阪大学) ~“他郷で知己に会う”気持ち~
来日したばかりで、ホームシックで寂しくなりました。気持ちを紛らわすために、『日本』を読み始めました。すぐ気に入って一気に読み終わりました。“他郷で知己に会う”気持ちで、『日本』に心の話をしながら日本のことを勉強しています。

《中国の日本語教師》

曲 維(遼寧師範大学。遼寧省大連市)
~「季刊誌『日本』」を読んで、『中日友好』を考えています~
日本語科の学生が毎号、「季刊誌『日本』」を待ち望んでいます。中国の学生のために頑張っていらっしゃる大森先生ご夫妻のことを、いつも学生に話しています。学生は目を輝かしながら『日本』を読んで、『中日友好』の将来を考えています。

阮 毅(深圳大学。広東省深圳市) ~「廃刊まで活用」~
「季刊誌『日本』」と出会ったのは、日本語学校のいわゆる“就学生”時代だった。最初に『日本』を手にした時のことは、今でもはっきりと覚えている。きれいに印刷された創刊号は、日本文化、日本社会、日本語に関する文章が、とてもわかりやすく書いてあり、ほとんどの漢字にルビが付いているので、大変読みやすかった。廃刊まで毎号、『日本』を頂き、日本社会との接点として活用させてもらった。日本留学時代には、最初にサポートしてくれたのは『日本』だった。大森所長と奥様の活動は、数えきれないほどの中国の大学生の日本語能力を高め、日本文化を正しく中国人若者に伝える重要な役割を見事に果した。中日交流史に刻まれた偉大な活動です。

《中国の学生》

李奇楠(北京大学。北京市) ~不可欠の愛読書~
「季刊誌『日本』」を読ませて頂き、私たちの学習上、教育上における不可欠の愛読書になりました。日本の政治、経済、文化、言葉などに関するいろんな最新情報と貴重な知識を知り、身につけることができます。