日本語交流はじめに

『日本語教材』の作成と寄贈

 「日本語」で、理解不足による〝日本嫌い〟の中国の大学生を減らしたい!と願い続けてきた夫婦の「日中・日本語交流」は「相互に理解することが友好につながる」ことを実感した28年間だった。
★1989年3月から、独自に作成した各種の「日本語教材【日本】」を中国の各大学に計31万冊余を寄贈。
★1993年に、中国の大学生を対象に、初めて全国規模の『日本語作文コンクール』を実施。計17回の応募総数は2万7,922編。
★1999年から4回、日中友好の「アンケート」実施。回答総数は3万9,225人。
などの活動の中で、特に力を入れたのが、独自の「日本語教材【日本】」を作成して寄贈すること。多くの大学で活用されている。

◇ 2015年12月、新疆師範大学(新疆ウイグル自治区ウルムチ市)の鐘響先生からメールが届いた。
「【新日本概況】を30冊受け取りました。ありがとうございます。大森先生ご夫妻のおかげで、新疆師範大学の日本語学部の学生たちは日本のことを少しずつ分かって来たと思います。今まで、卒業した学生は、みんな愛読者です。今の三年生にも、【新日本概況】を使って、日本のこと、そして、ご夫妻の貴重な活動のことを教えてあげようと思います」

※ 2012年~「最新版と改訂版・日本語教材【日本】」を約9,200冊寄贈


延辺大学(吉林省延吉市)

※ 2014年~2016年に、「日本語教材【新日本概況】」を約1万冊寄贈

1989年3月。「季刊誌『日本』」の創刊号(26頁)

西北大学(陝西省西安市)